自由に生きるためのポートフォリオ (2020年7月)
この記事では、2020年7月末時点での僕のポートフォリオを紹介しています。
僕の投資の目的は
定期的なキャッシュフローを作り、人生をより自由に生きる
です。
その目的に合わせて、相対的に減配の危険性が低い連続増配銘柄への投資を続けています。
ポートフォリオのルールとして、連続増配銘柄は最大5%、その他の銘柄は2%以下で管理しています。
これは気に入った銘柄に過大に投資しないための自分ルールです。
過去のポートフォリオの変遷はこちらをご覧下さい。
もくじ
投資対象と目的
基本的な投資対象と投資の目的は以下です。
- 株式
高配当、連続増配銘柄で安定的な配当収入を得る。
連続増配銘柄は5%まで、高配当減配ありの銘柄は2%までで管理。
- 債券
株式と値動きの異なる長期債券で株式のリスクをヘッジ。(現在は保有なし) - REIT
高配当で分配金を得る。
連続増配でない限り、2%まで。 - 現金
追加投資用のバッファー。 - CFD用キャッシュ
現金ポジションでトレード、市場下落時のリスクヘッジ。
基本的に買いポジションに対するヘッジのため『売り』がメイン。 - オプション取引
プット買いのみ、市場下落時の保険。
資産の1%以下のコストで20%以上下落した際のための保険。
欲しい価格でプット買いが入手できない場合はノンポジション。 - ビットコイン
独自の値動きで資産の多様化。
デジタルゴールドとしての値動きに注目。
アセットアロケーション
資産配分
アセットアロケーションは先月からほぼ変わっていません。
3月に債券ETFを全て売却したので債券比率が0%になっています。
債券クラスは引き続き超低金利状態でリターンが期待できないので、現在は保有しておりません。
ですが、債券ノンポジションは正直少し不安を感じます。
セクター配分
ざっくりなので足しても100%にならないかもしれません…
連続増配の少ない金融セクターが少し多めかなと思っています。
高配当に釣られて買ってしまっています。
投資国配分
国別で見ると米国に次いで日本となっています。
これは投資準備金としてプールしている現金の大半が日本円のためです。
新興国がもう少しあっても良いですが、落ち着く水準ではあります。
リスク資産内の配分はeMAXIS slim全世界(オールカントリー)の資産配分を参考にしています。
少し米国が多くなっています。
やはり新興国が少ないですね。
配当依存度
続いて配当依存度です。
配当依存度では、連続増配銘柄と減配ありの高配当銘柄の割合を資産額ベース、配当額ベースで集計しています。
将来のことは分からないので、連続増配銘柄が必ず減配しないとは言えませんが、過去において減配の実績が無かったことは配当安全性の指標としては使えます。
先月までの配当依存度は資産額ベースでほぼ同じ割合ででした。
今月は連続増配銘柄が資産額ベースで60%、配当額ベース40%まで上昇しました。
今後も同様の方針で連続増配銘柄を買い増しし、資産額ベースで75%、配当額ベースで50%以上に持っていきたいと思っています。
投資銘柄
米国株、債券
- 【JNJ】ジョンソン・エンド・ジョンソン
- 【MCD】マクドナルド
- 【IBM】インターナショナル・ビジネスマシーンズ
- 【CL】コルゲートパルモリーブ
- 【MMM】スリーエム
- 【PM】フィリップモリス
- 【CSCO】シスコシステムズ
- 【GIS】ゼネラルミルズ
- 【T】AT&T
- 【PG】プロクターアンドギャンブル
- 【ARCC】エイリスキャピタル
- 【WFC】ウェールズファーゴ
- 【ABBV】アッヴィ
- 【XOM】エクソンモービル
- 【AMGN】アムジェン
- 【TROW】ティ・ロウグループ
- 【ZMLP】ザックスMLP
- 【DOW】ダウ・インク
- 【MSFT】マイクロソフト
- 【AAPL】アップル
- 【V】ビザ
- 【NLY】アナリー・キャピタル・マネジメント
- 【SKT】タンガー・ファクトリー・アウトレット・センターズ
- 【OHI】オメガヘルスケア
- 【NEE】ネクステラ・エナジー
米国外、ADR
- 【DEM】ウィズダムツリー新興国高配当ETF
- 【WBK】ウエストパックバンク
- 【RDSB】ロイアルダッチシェルB
日本株
- ソフトバンク
- 三菱商事
- JT
- マリモ地方再生
- タカラリート
- ヘルスケア&メディカル投資法人
- カナディアンソーラーインフラ投資法人
- 日本再生可能エネルギー
仮想通貨(暗号通貨)
受け取り配当額の履歴
- ソフトバンク
- 三菱商事
- JT
- マリモ地方再生
- タカラリート
- ヘルスケア&メディカル投資法人
- カナディアンソーラーインフラ投資法人
- 日本再生可能エネルギー
仮想通貨(暗号通貨)
受け取り配当額の履歴
月別受け取り配当額の推移
ここでは、記録を開始した2019年1月からの受取配当額の推移を記録しています。
月の配当金額は2万円~3万円程になってきています。
昨年の7月と比較すると配当額は2倍程になっています。
これは投資信託で積み上げていた分を大幅に連続増配銘柄、高配当銘柄に移行し、月々の積み立ても継続したためです。
このまま愚直に配当金の積み上げを実行していきます。
累計配当額
続いて累計の配当金額です。
累計の配当金額は27万円弱となりました。
連続増配銘柄、高配当銘柄に投資をすることで、サラリーマンの1ヵ月分の給料収入を得たことになります。
現段階で受取配当は全て再投資に回しています。
経済的自由度
年間支出における年間配当額の割合を経済的自由度として計算しています。
経済的自由度 = 11.8%
経済的自由度は11.8%になりました。
先月より若干低下しました。
後述しますが、高配当ETFのSPYDを売却したため、配当額が下落しています。
コロナショックの影響で高配当銘柄に減配が相次いでいることを受け、連続増配銘柄にシフトしているので、多少の配当額の減少は仕方ないと思っています。
しかし、少なくとも40万円/年の配当はキープしているので、年間のうち1ヵ月は労働をしなくても生活ができることを意味しています。
引き続き配当の積み上げによる経済的自由度の上昇を目指します。
前月からの変更点
- PG、MSFT買い増し。
- SPYD、MAXIS全世界株式ETF売却。
- プットオプション9月限買い。
- ビットコインを買い増し。
【PG】プロクター・アンド・ギャンブルを20枚、【MSFT】マイクロソフトを10枚買い足ししました。
一方でMAXIS全世界株式ETFと高配当ETFのSPYDを売却しました。
この2銘柄を売却したことに数値的な根拠はなく、強いて言えば『性に合わなかったから』です。
どうやら僕は何に投資しているのか分からない銘柄をホールドしておけないようです。
ETFは1銘柄で何十もの銘柄に分散投資をしており、非常に優れた投資商品ではあるものの、株価の下落や分配金の下落要因がはっきりしない場合が多いです。
ちゃんと調べれば分かるのでしょうけど、結局は組み入れ銘柄の動向を調査することになるので、個別株でも同じだという感じです。
コロナショックでRDSBやWFC、WBKなど減配・無配が相次ぐ中、連続増配銘柄のありがたさを実感しています。
今後、連続増配銘柄を多めに保有していきたいと思っています。
連続増配でない銘柄に関しては、あくまで配当額強化のサテライトとして保有します。
連続増配銘柄は高配当銘柄に比べて(連続増配かつ高配当もありますが)配当率が低い傾向にあります。
なので、連続増配銘柄を中心にすることで資産の絶対量を増やさないと安定した配当収入を得ることができません。
しかし、高配当にコミットしても減配しては意味がないので、相対的に配当安全性の高い連続増配銘柄を中心に買い増しを実施します。
プットオプションの買いは少額で損失限定のロングポジションへの保険を掛けるために定期的に購入しています。
コロナ不安、金余りの株高不況という予測不能な状態に対して、株価が20%以上下落した時に発動するよう買い付けをしています。
もし、株価が大幅に下落した場合は、プールしてある現金とプットオプションの利益を元に損失分を埋める形で連続増配銘柄の買い増しを実施します。
戦略は変わらず、収入の最大化、支出の最適化による投資可能額の最大化、配当によるキャッシュフローの最大化を目指します。
Life is Free!!
タメトモ