完全初心者、知識ゼロから副業プログラミングで投資資金を4万円稼げた方法の備忘録
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投資をする上で誰しもが当たる問題は『元本がもっと多ければなぁ…』という問題です。
こちらの記事でも紹介していますが、投資の成否を決定するのは残念ながら元本の大きさです。
▶︎参考:『収入のうち何割を投資に回すのか』で人生が変わる。
結局のところ投資は元本が小さければ小さい利益しか得ることができません。
大きな利益を出すためには元本を大きくする必要があります。
さて、ではどうしたら元本を大きくすることができるでしょうか。
方法はいくつかあります。
- 本業で昇給する。
- 副業をする。
- 節約する。
元本を大きくするには、この3つの方法を組み合わせるのが良いと思います。
ただし、本業で昇給するのは会社の都合なども関係し、自分でコントロールできる部分が大きくありません。
そこで、収入を大きくするためには副業をするか、節約をするか、という選択肢になってきます。
ここでは特に副業にスポットを当ててお話をします。
さて、タイトルにもある通り、この記事ではプログラミングで投資資金を稼ぐ方法について解説していきます。
とは言うものの僕自身がプログラミング初学者です(笑)
知識ゼロからプログラミングで投資資金を稼ぐための方法を備忘録もかねて記録していきます。
これは僕自身が34才から始めた方法で、始めた段階でプログラミングに関する知識、スキルは完全にゼロでした。
何ならHTML?CSS?何それおいしいの?ってぐらいの感じでした。。
その状態からどのようにしてプログラミングで月数万円を稼げるようになったかを記していきたいと思います。
もくじ
なぜプログラミングを選んだのか?
まず、僕がプログラミングを始めた理由からお伝えしようと思います。
理由は以下の3つです。
- 市場の需要が高い
- 成果物に資産性がある
- 粗利率が高い
この3つが自分の性格、考え方とマッチしていたのが始めようと思ったキッカケです。
市場の需要が高い
1つめの理由は『市場の需要が高い』からです。
どの業界も人手不足ではあると思いますが、エンジニアは特に人手不足です。
IT人材全体の有効求人倍率を調べてみると、8倍ぐらいあったりします。
全体の有効求人倍率が2倍にすら満たないことを考えれば、人手不足は明らかです。
また、昨今のビジネス構造を見れば、コミットする業界はIT業界で間違いないと思っています。
米国の巨大テクノロジー企業5社GAFAM(グーグル、アップル、フェイスブック、アマゾン、マイクロソフト)は東証の2170社の時価総額を上回っています。
それだけ人々の生活に深く関係しているということです。
自分の周りを見ても、もはやITなしでは生活が成り立ちません。
調べ物はグーグル、生活品はアマゾン、パソコンはアップル、仕事でマイクロソフトオフィスを使っています。
僕の30代という年齢を考えれば『いまさらかよ!』と言われてしまいそうですが、人生で一番若いのは今なので、これらの業界を支えるプログラミングという技術を学ぶことにしました。
成果物に資産性がある
2つめの理由は『成果物に資産性がある』からです。
『資産性がある』というのは『自分が働かなくてもお金を稼いでくれる』という意味です。
単純なHTML、CSSだけでは資産性のある成果物は作れないかもしれませんが、PHPやRuby、その他言語を用いてWebアプリを開発できれば、プログラミングの成果物が資産になる可能性はあります。
例えば、自分が作ったサービスを市場に出して、それが定期的に買われれば、自分が働かなくても一定の収入を得ることができます。
メンテナンスの必要性はあるものの、労働をやめたら報酬がなくなる収入とは異なる収入となります。
当然、誰しもが売れるサービスを開発できるわけではありませんが、それは何をやるにしても同じです。
これは株式などの金融資産の特徴と類似していると感じています。
粗利率が高い
3つめの理由は『粗利率が高い』ことです。
粗利率は売上に対する粗利の割合です。
粗利は売上-原料費で計算されます。
店舗型のビジネスやせどりなどの実物商品を提供するビジネスでは商品の入荷や原材料の入荷が必要になります。
売上が上がっても原料費が高ければ利益は小さくなってしまいます。
プログラミングはパソコンさえあれば仕事ができるので、初期投資のみで始められます。
仕事の増加による変動費の増加がないので、ビジネスとしての利益構造は極めて良好です。
これらはプログラミングを学習するメリットとしてごく一部ではありますが、色々と考えた上でこれらの特徴が『自分に合っている』と感じたのが一番の理由です。
ただ『儲かるから』とかではなく、『好きかどうか』『楽しいかどうか』を重視した結果、プログラミングを選ぶこととしました。
プログラミング学習を始める前に知っておきたいこと
これからプログラミング学習を始める時に知っておいたほうが良いことをお話します。
プログラミングは将来性が高く、人材が足りていないと言われる分野ではありますが、
決して楽して稼げるわけではありません。
HTMLやCSSなどのマークアップ言語をある程度理解して、サイトらしいものを作れるようになるまでに1ヵ月~2ヵ月ぐらいはかかると思います。
また、その間にも思うように動かないバグに苦しめられ、作りたいデザインが作れず、訳の分からないWEB用語に苦しめられる期間が続きます。
そういった期間を一旦乗り越えて、入口に立てるかどうか、ぐらいな感じだと思います。
プログラミングの世界で言えばヒヨッコ以下になるのにそのぐらいの苦労が必要です。
ようやくコードが少し書けるようになっても今度は受注の壁があります。
クラウドソーシングか自己営業受注になると思いますが、どちらも障壁は高いです。
なぜなら、このぐらいのことをやれるエンジニアはたくさんいるので。
1件の依頼に30人ぐらい集まったりもしています。
それを勝ち取ってようやく案件獲得ですね。
なので、もしかすると飲食店とかコンビニでアルバイトをするほうが稼ぎは良いかもしれません。
ただ、僕が思うプログラミングの良さは、勉強すればするだけ稼ぎに繋がる技術が身につくことです。
そしてアルバイトと違って、場所や作業時間に拘束されることはありません(もちろん納期はありますが)。
そういった自由な感じが好きな人は頑張る価値のある副業だと思います。
加えて、僕が実施してきた方法はHTMLとCSSを使って自分の得意なことをブログにすることを道のりとしているので、ブログという副業も始められます。
『プログラミング × ブログ × 好きなこと』を組み合わせて取り組むことで、くじけそうな局面も越えられた気がします。
ちなみに弊ブログはその過程で出来上がったお手製ブログです(好きなこと=投資だったので)。
プログラミングは少し難しいかもしれませんが、やりがいのある仕事です。
是非一緒に始めてみましょう。
この3ステップで初受注を獲得しました
では実際にどのような手順で学習を進めて最終的にお金を稼ぐところまで来たのかを明確にしていきましょう。
僕が初受注を取るまでにやったのは以下の3ステップです。
- 基礎学習 … HTMLとCSSの基礎を学習。
- 得意なことをブログにする … 実践
- サイトを模写する … 受注に近い形で実践
学習の流れとしてはこんな感じです。
時間の目安として、1日1時間を学習時間に充てられる前提で
- 基礎学習 … 1ヵ月
- 得意なことをブログにする … 2ヵ月
- サイトを模写する … 1ヵ月(3個ぐらい)
↑ここで受注の下地完成
受注の下地を完成させるまでに大体4ヵ月ぐらいです。
技術なのですぐには習得できませんが、慣れれば少しずつスピードが上がってきます。
特に学びが多いのがブログ作成でした。
この過程でドメインの取得やサーバー管理、FTP、SEO、広告、アナリティクス、サチコンなどホームページ作成周りの情報を大量にインプットする必要がありました。
ここを突破できるとその後のホームページ制作はかなり楽になると思います。
ステップ1:学習を始めよう!ただし、基礎学習はほどほどに!
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では、具体的にどのように学習を進めたかです。
まず最初のステップとして基礎学習が必要です。
基礎学習はドットインストールを使用しました。
ドットインストール
ドットインストールは無料でHTML、CSSの基礎を学ぶことができます。
また、月1,000円程でHTML、CSSの詳しい技術やPHP、Rubyなど様々な言語の基礎を学べるプログラミング学習サイトです。
プログラミングをするためのソフト(VScodeやその他環境構築)の導入説明が詳しくされているのが、個人的には好きです。
当初の僕ですがプログラミング始めたくても環境構築で萎えちゃうケースが多かったので。
『なんだ、有料か。』
と思うかもしれませんが、月1,000円で4ヵ月なので4,000円です。
飲み会一回分だと思えば、その後に月数万円を稼げる投資としては安すぎだと僕は思います。
また、TechAcademy(テックアカデミー)のプログラミング無料体験も良いと思います。
テックアカデミーはプログラミングスクールの老舗で厚切りジェイソンさんがCMをしていることでおなじみです。
こちらは完全無料でHTML、CSS、JavaScriptの基礎を学習することができます。
ビデオチャット、チャットで質問ができ、メンターによる課題レビュー付きなので講義の中で分からないことは無料体験中に解決できるのが良いです。
TechAcademyの無料体験
僕自身の学習手順としては
- ドットインストールで無料のHTML、CSSコースを受講
- TechAcademyの無料体験を受講
- ドットインストールの有料コース(月額1,080円)にて詳解HTML、CSSを受講
といった感じです。
これに追加で本を1冊読みました。
こちらはWebクリエイターボックスのManaさんの本です。
サイトも分かりやすく、超有料級のサイトですが、本は情報がまとまっていてとても良かったです。
HTML、CSS、Webデザインについてまとめられており、これを一冊読めばかわいい(?)サイトの作り方が一通り学べます。
学習のコツとしては、分からないところがあっても飛ばしてドンドン進んでいくことです。
基礎学習の時点で分からなくてハマってしまうとやる気が無くなってしまいますので、ひとまず気にせず進んじゃいましょう。
『完璧を目指すよりまず終わらせろ』
というFacebook創設者マーク・ザッカーバーグの名言がありますが、この言葉通り、まずは終わらせることが重要です。
ステップ2:自分の得意なことをブログにしよう!
HTMLとCSSの基礎を一通り勉強したら早速サイト制作にとりかかりました。
基礎は大事ですが、つまらないので『作りながら学ぶ』感じで始めました。
僕の場合は投資という趣味があったのでこれをテーマにしました。
『人に話せる趣味なんてない』
と思うかもしれませんが、本当になんでも良いと思います。
旅行、食べ歩き、ラーメン、子育て、料理、ダラダラした日常、仕事、給料低くてヤバい、ゲーム、とかなんでもいいと思います。
文章を書くこともブログで練習をすれば、クラウドワークでライティングの仕事が取れるかもしれませんし、やっておいて損はないと思います。
始めはヘッダーやサイドバー、メインが配置できなかったり、ナビが作れなかったり、パンくずリストが作れなかったりと基礎をやっただけでは分からないことだらけです。
分からない情報はググりながら少しずつ構築していきました。
今の時代、WEB上には有料級の情報が無料でゴロゴロ転がっています。
検索能力さえあれば、かなりの情報が手に入るはずです。
この過程で『自分の力で作りたいものを作る』ことができるようになります。
自分の媒体なので誰に迷惑をかける訳でもありません。
サイト模写→仕事を受注となると、自分の想定外のことが多すぎると思ったのであえて遠回りをしました。
こんな感じで趣味の投資と勉強中のプログラミングをアウトプットした結果が弊ブログです。
学んだ技術は随時ブログにて実装して勉強→実装→検証を繰り返しています。
自分のサイトでPDCAが回せるので、やはり自分のブログを作ったことは良かったと思います。
ステップ3:サイトを模写しよう!ここで稼ぐための下地は出来上がり。
ここまで来ると稼げるベースを作るところまであと一歩です。
最後に実際の案件を眺めながら、出来そうなものを真似して作ってみました。
例えば、先日ランサーズに出ていた案件で以下のような参考ページがありました。
次亜塩素酸水【除菌消臭剤】の販売用LPのデザイン作成依頼
こういったページがコーディング出来れば、この案件をこなすことができます。
画像とかは適当に無料サイトから探してそれっぽいページをいくつか作ってみると良いと思います。
なお、僕がブログにも使用している無料画像サイトの『Unsplash』がおススメです。
こういった案件を何枚か作ってみて迷ってもいいので完成させることが出来れば、プログラミングで副業をする下地は完成です。
仕事を受注しよう!
ホームページを作成できる下地が出来たら、いよいよ仕事を受注しましょう。
とはいえ、ここが一番の難所でした。
僕の初めての受注は知り合い経由でした。
企業経営をされている方がいてホームページ作成を検討していたのでお仕事を頂いた形です。
日頃の行いって大事だなと思いました(笑)
こちらは継続案件になっているので最初の受注にしては良い案件だと思っています。
とはいえ受注1つでは定期的な収入にはならないので、クラウドソーシングも頑張っています。
クラウドソーシングは『ランサーズ』でやっています。
こちらはまだまだ実績不足なので、情報が貯まってきたら発信しようと思います。
知識ゼロでもプログラミングで副業できます。やるか、やらないかだけです。
ということで、未経験・知識ゼロからプログラミングで副業出来たので備忘録を書いていきました。
結論から言うと、知識ゼロからでもプログラミングで副業はできます。
やるか、やらないかだけです。
プログラミングは90%の人が挫折するらしいですが、それは結果的に続けることができなかったからだと思います。
続けられなければやらなかったと同じです。
そのために続けられる仕組みを作りながらやると良いと思います。
その手段が僕にとっては『プログラミング×ブログ×投資』でした。
この備忘録が誰かの役に立てれば幸いです。
Just do it!!
タメトモ