自由に生きるために投資の話をしよう!
written by Tametomo Itsuki

株式投資とは何か。完全初心者向けにわかりやすく説明します。



投資を始めたい人
最近、投資が必要ってよく聞くなぁ。
株式投資を始めたいけど、そもそも株式投資って何?
周りの人は株はギャンブルだとか言うし…
株式って何?ってところから教えてほしい!!

↑ こういった疑問に答えます。

株式は投資においてメインになる資産クラスです。

なぜなら株式は長期に渡って高いリターンを実現してきたからです。

このことは様々な調査から分かっていて投資を用いた資産形成では株式をメインに行うことが多いです。

しかし、今だに株式投資はギャンブルだと思っている人は少なくありません。

その多くは株式会社に勤めているにも関わらず、です。

そういった誤解が投資を始めたい人の足かせになるのは非常に残念です。

今回は『株式とはなんぞや』ということを完全初心者向けに説明していきたいと思います。

もくじ

  1. 株式投資はギャンブルか?そもそも株式とは何か?
  2. 株式は長期投資で威力を発揮する資産クラス。
  3. 株式投資の特徴を理解して、投資を始めよう!


株式投資はギャンブルか?そもそも株式とは何か?

株式投資をしている、と話をするとかなりの数の人から

株なんてギャンブルと一緒だよ(笑)

と言われます。

これから投資を始めようと思っている方、投資を始めたけど不安に思っている方。

はっきり言いますが、こういった意見には一切耳を傾ける必要はありません。

なぜなら、株式投資がギャンブルだ!と言っている人のほとんどは『株式とは何か』『株式投資とは何か』という根本的なことを理解していません。

さらに言うと、そう言っている人の多くが

株式会社の役員や社員だったりします。

こういう方々は自分が勤めている『株式会社』についても理解していません。

そもそも株式会社とは『出資者である株主に株式を発行して設立される法人』です。

そしてこの株主は『株式投資家』です。

株式会社は社長や役員、社員のものではなく『株主のもの』であり、議決権に応じて会社の運用に対して決定権を持ちます。

つまり、株式会社の役員や社員は株式投資家の持ち物である株式会社で働く人です。

なので『株なんてギャンブルだよ(笑)』と思っている人は

ギャンブラーのもとで働いている。

ということになります。

ここに大きな矛盾が生じます。

こういう人の多くは『安定しているから』という理由で株式会社に就職するのに、株式投資で成り立っている株式会社をギャンブルだと思っています。

これは日本でマネーリテラシーを教育しなかったことが原因で、知識がないことは当然です。

しかし、マネーリテラシーがないまま生きていると金銭的に豊かになることは難しいです。

株式投資とは『会社の所有権の一部を持つ』ことであり、ただ単にお金が増えたり減ったりするマネーゲームではありません。

会社には従業員の方々がいて、日々製品やサービスを提供しています。

そして、利益をあげることで会社の評価が上がり、株価が上昇したり、利益の一部を配当として株主に還元します。

これが株式投資の本質です。

お金の出所は従業員の給料と全く同じ『利益』から出ています。

株式投資家と株式会社の根本のリスクは同じなのです。

こういった株式会社の成り立ちや株式会社と従業員の関係を理解することで、株式投資への誤解は薄れていくかと思います。

株式投資はギャンブルやマネーゲームではなく、企業の成長と共に資産を増やす方法です。


株式は長期投資で威力を発揮する資産クラス。

株式投資は長期に渡って高いリターンを実現してきた資産クラスです。

このことは多くの調査から分かっており、今後も変わることはないでしょう。

例えば、ジェレミー・シーゲルの著書、『株式投資の未来』の図12-1『実質トータルリターン指数(1802年~2003年)』では、1802年から2003年までの200年間で株式は1ドルから59万7485ドルと約60万倍に成長していると述べています。

一方で、長期債券は約1000倍、短期債券は約300倍、金は約1.39倍にしかなっていないと述べられています。

また、同書の図12-2『インフレ調整後リターンの平均リスク(年率)』では、保有期間を30年とすると株式のリスクは債券のリスクを下回ると述べています。

また別の例をあげると、チャールズ・エルスの著書、『敗者のゲーム』の図7-1『インフレ調整後の株式、債券、キャッシュの収益率変動幅』で、株式・債券・現金の収益率の分布にて、株式が債券や現金よりもプラスの収益率を示すことが示唆されています。

さらにバートン・マルキールの著書、『ウォール街のランダムウォーカー』の第14章図1『株式投資の投資期間と年平均リターンのちらばり方(1950年~2013年)』では、広く分散された株式ポートフォリオに投資をし、かつ15年以上所有してれば、ブレ幅はプラスに収束することが示唆されています。


sorce:ウォール街のランダムウォーカー 第14章図1 株式投資の投資期間と年平均リターンのちらばり方(1950年~2013年)をもとに作成

こういった調査や研究から、株式は長期間に渡ってリターンをあげてきた資産であり、長期保有することで相対的に低リスクな資産であることが分かります。

これらのことから、株式をメインにして長期投資をすることで資産を増やすことができると言えます。

株式投資の特徴を理解して、投資を始めよう!

株式への長期投資は資産を成長させたり運用したりするのに優れた資産クラスです。

多くの調査・研究の結果や『株式投資とは何か』ということを考えていくと、株式という資産クラスが長期投資に向いていることが分かります。

こういった情報は本や投資家のブログからも学ぶことができます。

こういった情報源からしっかりと勉強すると、株式投資は決して怖いものではないことが分かります。

ただ、株式投資は長期的には有効であるものの株式に全力投資をすることはおすすめしません。

投資の世界では『卵はひとつのかごに盛るな』ということわざがあります。

これはつまり1つの資産、例えば株式、だけに全力投資するなという意味です。

その際に出てくる考え方がアセットアロケーション(資産配分)です。

アセットアロケーションについては別の記事で説明しているので、そちらもご参照下さい。

▶参考:アセットアロケーション(資産配分)の考え方とおすすめのシミュレーション方法。


最後に…

株式投資を始めようとすると周りの人からありがたいご忠告を頂くこともあります。

これから株式投資を始める方で非投資家から『株はギャンブル』だと言われたら、こう答えましょう。

じゃあなんで株式会社で働いているんですか?

と。

そしてそういった言葉は完全に無視して、投資を始めたほうが良いです。

▶参考:『株式投資の始め方5つの手順』。【完全初心者向け】

そういった全く根拠のない言いがかりに惑わされることなく、必要性を感じたら株式投資を始めることで、自由な人生への第一歩を踏み出すことができます。


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